光によるニキビ治療 クリアタッチS

これまでの治療でニキビが治らない理由

にきびが悪くなる理由はストレスや不規則な生活など人により様々ですが、最終的に必ず次の2つのことが起こりニキビが出てきます。

1)毛穴がつまる、2)つまった毛穴の中でニキビ菌が増える

 

白崎医院では1)と2)を治す薬を使って、多くの方のニキビがよくなっています。ただ、どうしても一部の方は十分に良くならない場合がありました。

その理由が耐性菌の存在です。

他の菌と同様に、ニキビ菌も抗生物質の飲み薬やぬり薬を使っていると、薬が効かなくなる耐性菌が増えることがあります。薬でニキビ菌を減らせなければ少し良くなってもどこかに赤ニキビが残ります。

 

ニキビに立ちはだかる耐性菌対策

IMG_7037_N抗生物質以外でニキビ菌を殺菌できれば耐性菌を気にする必要はなくなります。ただし、ニキビ菌は毛穴の中にいるため、顔を薬用石けんなどできれいに洗っても届きません。

これまでも白崎医院ではレーザーを用いてニキビ菌の殺菌を行ってきましたが、レーザーは自費診療なのでご不便をかけていたかと思います。幸いなことに、この春から保険診療で2つのことが認められるようになりました。

1つは光治療機「クリアタッチS」、もう1つはBPOです。

 

新しい光治療機「クリアタッチS」の特徴

スクリーンショット 2015-03-16 06.47.17「クリアタッチS」は 光のエネルギーで「ニキビ菌を減らし炎症を抑える」効果がある、430〜1100nmの波長を含むIPLと言われている光治療機です。

ニキビ菌はポルフィリンという物質を産生していますが、これに光が当たると活性酸素が生じ、ニキビ菌は死滅します。グラフのように、どの波長の光を当てるとポルフィリンに効率よく取り込まれるかはわかっていて、「クリアタッチS」は最初のピークの途中から5番目のピークまですべて含んでいます。

この他に「クリアタッチS」は熱による殺菌効果や含まれている赤色の光による抗炎症作用も合わせ持ちます。

 

「クリアタッチS」を受けてもらうには

通常のニキビ治療で治りにくいところや早く治したいところに照射します。

照射後の赤みはわずかで化粧もすぐにできますが、レーザーに比べて効果は弱いため、週1〜2回で5〜6回程の照射回数が必要です。また、現在続けているニキビ治療は原則として継続します。

予約は必要ありません。少し待って頂くかもしれませんが、受診された時にご相談下さい。

最後に受けて頂いた方の照射前と1週間後の写真を示します(効果には個人差があることをご理解下さい)。

クリアタッチ前後

 

 

 

 

 

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