・最近、物忘れが多くなったけれど大丈夫だろうか
・以前のように歩けなくなってきたが、病気が原因かもしれない
・頭痛が高頻度で起こっていて仕事(学業)に支障が出ている
このような不安をお持ちの方はいらっしゃいませんか?近年の高齢化が進む中、脳神経系の悩みや病気を抱える方が非常に増えています。
当院は内科の中でも、脳、脊髄、末梢神経、筋肉に関連する病気を専門的に診療しています。
どこに相談したらよいかわからず悩んでいた、上記のような漠然とした症状でも、お気軽にご相談ください。一緒に解決するお手伝いをします。頭痛の頻度が減る、物忘れの悪化スピードが緩やかになる、ゆっくりだけれど歩くことができる、それだけでも今後の生活の質が変わってきます。
そのためには早期発見と適切な治療が重要です。ぜひ早い段階でご相談ください。
神経内科 担当医師
「神経内科」と言われてなじみがないかもしれませんが、内科の一分野として脳、脊髄、末梢神経、筋肉の異常から起こる病気を担当します。
社会の高齢化に伴い、脳神経系の悩み・病気をかかえている方は大変増えています。 「最近、忘れっぽくなってきたけど大丈夫かな?」「友人と同じようには歩けなくなってきたけど、何か病気かしら」・・など、何となく心配だけどどこで相談してよいかわからずに悩んでいた方は是非ご相談下さい。
神経内科専門医・内科認定医としての今までの臨床経験を活かし、またこれからも日々進歩する医療レベルに対応するよう努めながら、皆様の不安や心配を減らすお手伝いができるような診療を目指したいと思っています。 またわずかな体調の変化を気軽に相談してもらえる地域に密着したクリニックを目指し、神経内科の専門診療に加えて、生活習慣病の治療や予防、寝たきりの方への訪問診療・往診、風邪や発熱、不眠などの内科プライマリケアにも力を入れていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

副院長(神経内科・内科担当)
専門分野・得意分野
認知症、物忘れ
歳を重ねると誰でも「物忘れ」を感じるようになります。病的な物忘れと加齢の物忘れを見極め、病的な物忘れ・認知症は、その原因を調べていきます。
一部の内科疾患や脳の病気によって生じた認知症は、内服薬や手術治療によって「なおす」ことができるものがあります。
認知症の3大原因は以下の3つです。
・アルツハイマー型認知症
・レビー小体型認知症
・血管性認知症
これらは根治はできませんが、適切に治療することで、進行を遅らせることが可能です。特に、アルツハイマー型認知症は、認知症の前段階である「軽度認知障害(MCI)」の時期から治療ができるようになり、早期発見がますます重要になっています。
「認知症はどうせ治らない」とあきらめず、ご相談ください。すでに認知症と診断されている方で、行動の異常などが目立つ方には、穏やかに過ごせるような薬剤の工夫や環境のアドバイスを行います。

神経難病
パーキンソン病、脊髄小脳変性症、多系統萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、筋ジストロフィーなどの病気があります。
症状にあった薬剤による治療をするだけでなく、心身のケア、介護や福祉サービスを利用して生活を維持することが大切になります。徐々に身体の動きが悪くなりますが、病気とうまく付き合っていけるよう、療養支援に努めています。
多発性硬化症、視神経脊髄炎、重症筋無力症などの免疫の異常によっておこる神経難病は、治療が著しく進歩しており、適切な薬剤を使うことで、病気の悪化を防ぐことができます。
頭痛
頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛などの慢性的なものから、くも膜下出血などの生命に関わる重症なものまでさまざまな原因があります。問診と診察から精密検査が必要と判断した場合は、適切な医療機関にご紹介します。片頭痛では、頭痛が生じた時に痛みをとる急性期治療だけでなく、頭痛を起こりにくくする予防治療も重要です。最近は、より有効性の高い薬剤が使用できるようになっています。

病院で検査をして異常がないと言われた方、何年も頭痛でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。薬・頭痛との付き合い方を一緒に考えていきましょう。
てんかん
小児だけでなく、成人(特に高齢者)にも起こる病気です。治療を続けることが必要な方の薬物調整を行います。初めての発作の方は、専門医療機関での検査が必要です。発作がコントロールできていれば、薬を継続することで、通常の日常生活を送ることができます。
脳梗塞、脳卒中
原因となる生活習慣病のコントロールが重要になります。すでに発症して入院治療などを受けた方、たまたま検査でかくれ脳梗塞が見つかった方は、再発予防の治療を行います。
顔面けいれん、眼瞼けいれん
基本的にボトックス治療が中心になりますが、内服薬による治療を行うこともあります。
めまい、しびれ、ふるえなど
問診と診察から原因を考え、必要に応じて、検査や薬物治療を行います。
生活習慣病
高血圧、糖尿病、脂質異常症、痛風などがあります。
睡眠時無呼吸症候群
生活習慣病や一部の神経難病に合併することがあり、積極的に検査や治療を行っています。
骨粗しょう症
中高年の女性、運動量の少ない後期高齢者に多い病気です。転倒した時に骨折を起こしやすく、要介護の原因になります。骨密度検査を行い、必要に応じて薬物治療や生活の注意点をアドバイスします。
早期発見し、適切に対処することで、健康寿命を伸ばしましょう。

予防接種
肺炎球菌(ニューモバックス、プレベナー20)、水痘、帯状疱疹(シングリックス)、子宮頸癌(シルガード9)、インフルエンザ、COVID19、麻疹・風疹(MR)、ジフテリア・百日咳・破傷風(DPT)、おたふく風邪、日本脳炎、B型肝炎、RSウイルス(アレックスビー)など。小児の定期接種も対応します。
※インフルエンザワクチンを除いて、事前に予約が必要です。

健診
健康診断を行っています。
プライマリケア医として発熱、感冒、不眠、便秘などの診療も行っています。必要時には専門医療機関との連携を行います。