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ニキビ・ニキビ跡

次のようなお悩みをお持ちの方はぜひ白崎医院に相談を

  • 白いぶつぶつニキビがたくさんできている。
  • 鼻の周りに黒いニキビができて、いつまでも治らない。
  • 赤いニキビが繰り返し出てくる。
  • ニキビ跡がいつまで経っても消えない。
  • ニキビ専用の化粧品を使っていても効果がない。

多くの人のにきびには、(1)コメド、(2)赤色ニキビ、(3)化膿したニキビが混在しています。

当院では中心となるにきびの症状を見極め、さらに肌質(脂性肌、中間肌、乾燥肌)を考慮に入れて治療を行っています。
通常は、まず保険診療で行えるにきび治療を2~4週間行います。効果が少ない、あるいはもう少しよくしたいという希望に合わせて、薬の変更や、自費の治療やホームケアを組み合わせていきます。これにより、市販薬では治らないニキビでも、当院でおこなっている治療で多くの方は良くなっていきます。他のクリニックで治療しても治りが悪い場合もご相談ください。

目次

ニキビの種類
(1)コメド(白ニキビ・黒ニキビ) (2)赤色ニキビ (3)化膿したニキビ

ニキビ跡の種類
茶色いニキビ跡 赤いニキビ跡 凹んだニキビ跡 盛り上がったニキビ跡

白崎医院でおこなっているニキビ治療
(1)「つまり」改善薬の刺激症状について (2)外用薬の注意点 (3)漢方薬(保険適用) 
(4)アゼライン酸(自由診療) 
(5)凹んだニキビ跡に:フラクショナルレーザー【炭酸ガスレーザー CO2RE(コア)】(自由診療) 
(6)赤いニキビ跡に:色素レーザー【Vビーム】(自由診療)
(7)その他の治療(自由診療)

ニキビのぬり薬の使い方

日常のケア
(1)洗顔とニキビ (2)化粧品とにきび (3)髪の毛とにきび (4)食事とにきび

ニキビの種類

(1)コメド(白ニキビ・黒ニキビ)

にきびができ始めるのは、思春期に男性ホルモンが増えたり、ストレスなどで男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが乱れ、男性ホルモンが優位になった時です。
この男性ホルモンは毛穴を塞ぎ、皮脂の分泌も促進させるため、白ニキビや黒ニキビ(コメド)ができます。ニキビを手でつぶしたりすると、赤色ニキビ、化膿したニキビの予備軍となるどころか、しみ、へこみを作る原因になる場合もあります。
まずはぬり薬で “つまり” を改善させる治療を行います。皮脂や角質がたくさん貯まっている場合は、それを圧迫して押し出します(コメド圧出)。また、毛穴がつまりやすくなる乾燥肌や皮脂が多い脂性肌はニキビを悪化させるので、合わせて治療を行い、肌質の改善を目指します。

(2)赤色ニキビ

ニキビ菌は誰でも持っている常在菌です。皮脂が貯まっている毛穴の中でこのニキビ菌が増えると、ニキビが赤くなってきます。赤色のニキビは抗生物質や漢方薬で治療します。
赤色ニキビは早く治療しないと、ニキビ跡・へこみの原因になるので、注意が必要です。赤色ニキビは皮ふ科で早く治しましょう。

(3)化膿したニキビ

ニキビ菌を殺そうと体が反応すると、ニキビの先端に膿み(うみ)がたまるようになります。この状態にはニキビ菌を殺菌させる抗生物質が必要です。
膿んだニキビは早く治し、ニキビ跡をつくらないようにするのが大切です。膿んだニキビを自分でつぶしてはいけません。

ニキビ跡の種類

ニキビ跡の治療で一番大切なのは、今あるニキビを治し、新しく作らないことです。そうすれば徐々に茶色や赤色のニキビ跡は治っていく可能性があります。
しかし、茶色い色素沈着、赤み、凹んだ跡、シコリなどは時間がかかる場合も多いので、気になる場合はそれぞれに合った治療を行います。

茶色いニキビ跡

赤いニキビができた後に残る色素沈着です。レーザーは効きません。イオン導入、トランサミンの服用、ハイドロキノンクリームの使用を複合的に時間をかけて行うことが有用です。

赤いニキビ跡

盛り上がりがない赤みに対しては色素レーザー治療をお勧めしています。まだ新しいニキビが出来ている場合が多いので、ニキビ治療も同時に行う必要があります。

凹んだニキビ跡

最新のフラクショナルレーザーを使います。元々の肌に完全に戻るわけではありませんが、“新しく作るきれいな傷跡で、凹んだ跡をぼかす”というイメージを持って下さい。

盛り上がったニキビ跡

本当はできてから早い時期の治療が必要です。早い時期なら、中の膿を排出する方法で跡が残りにくくなります。古くて硬くなってしまった場合は、繰り返し薬剤を注入して小さくします。

白崎医院でおこなっているニキビ治療

毛穴のつまりを改善させるディフェリンゲル、ニキビ菌を殺す抗生物質のぬり薬や飲み薬を標準治療として行っています。

(1)「つまり」改善薬の刺激症状について

つまり改善薬は、肌に潤いを保つ角質を除去します。
・開始2週間目までに乾燥、カサつき、皮むけ、赤み、かゆみ、ヒリヒリ感などが多くの人に出現します。
・これらの症状は徐々に和らぐので、軽度であれば保湿剤をたっぷりつけて継続してください。
・ひどい場合は使用を中止し、再診してください。ステロイド外用剤で治療します。
・眼囲や傷口へは塗布しないように。スクラブやピーリング石鹸は使用せず、肌に優しい洗顔をお願いします。

(2)外用薬の注意点

ディフェリン、エピデュオ:妊娠、授乳中の方は使用できません
デュアック、べピオ、エピデュオ:冷所で保存してください。漂白作用があるため、色物の衣類に付かない工夫が必要です。

(3)漢方薬(保険適用)

赤みのあるニキビに対し抗生物質と同程度に効く漢方や深いところにある大きなニキビに効く漢方などがあります。この他に、月経前増悪、便秘、冷えの有無などニキビが悪くなる背景なども考えて、それらを改善させる漢方薬も処方しています。

白崎医院では、できるだけ保険診療の範囲内で治すようこころがけています。標準治療で改善のないニキビ、ニキビ跡や赤みの強いニキビなどには以下のような治療をお勧めしています。

(4)アゼライン酸(自由診療)

毛穴の詰まりを改善するぬり薬で、ニキビを抑えるだけではなく、ニキビ予防にも威力を発揮する薬です。
刺激が少なく、妊娠中でも使用できます。弱いですが美白効果もあるので、色素沈着が目立つ場合もお勧めです。

(5)凹んだニキビ跡に:フラクショナルレーザー【炭酸ガスレーザー CO2RE(コア)】(自由診療)

炭酸ガスレーザーは皮膚を表面から削るレーザーです。このレーザーは、従来の炭酸ガスレーザーとは異なり、皮膚に微小な穴を多数あける仕組みです。穴と穴の間に正常な皮膚が残るため、ダウンタイム(照射後の赤みや不快感)が短くなり、照射後の色素沈着も少なくなります。点状に穴をあけることで、細胞の再生と入れ替えをうながし、ニキビ跡(凹み)・毛穴の開き・傷跡などを改善します。
新しくキレイな傷をつけ、目立ちにくいニキビ跡にします。
▶︎詳しくはこちら

(6)赤いニキビ跡に:色素レーザー【Vビーム】(自由診療)

ニキビが新しく出ない人が対象のレーザーです。イチゴ状血管腫、単純性血管腫、毛細血管拡張症(赤あざ)にも使用します。
3週間に1度2〜3回の照射をします。

(7)その他の治療(自由診療)

その他、大きなにきびがたくさん出来ている重症のニキビの方には、イソトレチノイン(ロアキュテイン)やスピロノラクトン(アルダクトンA)の処方も行っております。 詳細は診察時にお尋ね下さい。
※ロアキュテインやアルダクトンAは当院で標準的な治療をしばらく行っていただいて、それでも治りが悪い方に処方しております。

ニキビのぬり薬の使い方

日常のケア

(1)洗顔とニキビ

蒸しタオル(電子レンジが簡単)で毛穴を開き、石鹸を泡立てて皮脂や化粧を落として下さい。石鹸が残らないように、丁寧にすすぎましょう。
頻回に洗顔すると、皮膚のバリア機能が低下するので、1日2回まで。
コメドは汚れではなく、皮脂と角質なので、強くこすっても取れません。こすりすぎると、しみの原因になるので注意して下さい。
石鹸はフルーツ酸入りのものを使うと、古い角質を除去する効果が加わります。(サンソリッドのスキンピールバーを当院で購入できるよう用意してあります)

(2)化粧品とニキビ

油分の多い乳液やリキッドファンデーションはにきびを悪化させます。
押して痛みを感じるにきびにはファンデーションを付けないで下さい。他の場所はOK
日焼け止めは色素沈着やしみを防ぐので、毎朝使うようにして下さい。
ニキビ専用の化粧品を探している方はご相談下さい(アクセーヌなど)。

(3)髪の毛とニキビ

髪の毛が皮膚に触れるとにきびができやすくなるので、アップにするのがベター。
顔を手で触るのも悪化因子です(特にあご)。さわる癖を注意してもらいましょう。

(4)食事とニキビ

油っぽいもの、甘いものなどの食べ過ぎに気をつけてください。
ひどい便秘があるときはご相談下さい。

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