タコ・ウオノメとは
タコ・ウオノメは、靴が皮膚に当たることでできる病気で、歩行時に痛みを感じることがあります。外反母趾や横幅が広い足(開張足)、リウマチによる足の変形がある人は、特にできやすいです。また、ハイヒールの着用は重心が前にかかり、足の横アーチに負担をかけるため、開張足や扁平足、外反母趾の悪化につながり、タコ・ウオノメが生じる原因となります。さらに、糖尿病の方はタコが原因でばい菌が入り、入院が必要になることもあるため注意が必要です。

治療方法
タコやウオノメは、芯まで削ることで痛みが解消されます。削る際には痛みがないため安心です。ただし、削るだけでは再発することが多いため、根本的な改善を目指すには、自分の足に合った靴や中敷きを作ることが効果的です。当院では、予約制で靴職人が来院し、患者様の足にぴったり合う靴の作製を行っています。
タコとイボの違い
足が硬くなっている人はイボかもしれません。タコのところはイボになりやすく、見分けがつきにくいです。イボの場合は感染が広がるリスクがあります。ぜひ一度診察にいらしてください。
その他、魚の目やタコ、巻き爪、陥入爪、外反母趾など、足のトラブルでお悩みの方は、まず歩き方を見直してみませんか?
分院の「北の森メディカルフィットネス」では、専属のトレーナーが歩き方をチェックし、問題点を詳しく分析。そのうえで、一人ひとりに合ったトレーニングを指導しています。施設は富山市北部の岩瀬地区と少し遠いですが、足のトラブルを根本から改善したい方にはおすすめです!