形成外科とは


 形成外科はケガやニキビの傷跡、あざや腫瘍、加齢による変化など見た目の不満足に対し、手術、レーザー、注入治療を組み合わせ、 より美しくキレイにする外科の一分野です。 
 皮膚科も手術やレーザーを行い重なりますが、白崎医院形成外科では通常の手術やレーザー治療の他に以下の手術を担当しています。

 

1)傷跡、ケロイド、肥厚性瘢痕
2)眼瞼下垂、睫毛内反(逆まつげ)
3)耳の変形:副耳、耳前ろう孔、ピアスケロイドや耳垂裂(耳切れ)
4)美容手術:二重まぶた、陥没乳頭や乳頭肥大形成
5)注入治療:多汗症ボトックス注入(両わきや手のひら等)
6)女性のプライベートパーツの腫瘍切除

 

まず皮膚科医が診察を行い、ぬり薬やレーザーによる治療ではなく手術が適していると判断した場合は形成外科医の診察を受けていただきます(プライベートパーツは女性皮膚科医が診察します)。

 

形成外科診察日:火曜、土曜午後
・通常の手術の合間に診察を行うため、お待たせする場合があります
・不在日もあるためHPに診察日を記載します

 

帯状疱疹ワクチン

50才を超えた人は帯状疱疹ワクチンを受けましょう!

〈帯状疱疹とは?〉

子供の頃にかかる水ぼうそう(水痘)。このウイルスは治った後も生涯にわたって体内に残っていて、何かの拍子に活動を再開すると帯状疱疹を発症します。潜んでいるウイルスを抑えているのが免疫の力。高齢者は弱まるため、50才以上で発症しやすく、80才までに3人に1人が帯状疱疹を経験すると言われています。

問題になるのがその頑固な痛み。8割の人に痛みが出て、2割は3ヶ月後も残り、年余に続く人も。50才以上でかかると若い人に比べて痛みが残りやすいことも知られています。この痛みは神経痛で、突然ズキンときたり、チクチクと続いたり嫌なもの。神経痛を抑える飲み薬で多少良くなりますが、今のところ完全に痛みを抑えることはできません。

また、帯状疱疹は増えています。その理由は高齢化と2014年から始まった子供への水痘ワクチンの定期接種化です。以前は水痘にかかった子供のお陰で近くの大人は免疫が活性化されていましたのが、今はその機会がなくなり免疫が衰えやすくなっています。実際に宮崎県の研究では20年前と比べ1.5倍に増えています

〈では、どうすればいいの?〉

幸い、帯状疱疹はワクチンで発症を予防できます。
以下から説明書と問診票をダウンロードし、必要事項を記載の上、白崎医院を受診して下さい。予約は不要です。
ワクチン接種後は15〜30分間院内で様子を観察しますから、診察終了時間の30分前には来院下さい。

〈2つあるワクチンの違いは何?〉

表にまとめました。
シングリックスの方が効果が高いのは間違いありませんが、値段が高く投与部位の痛みなどの副反応が出やすいのが欠点です。一方、水痘ワクチンは副反応が少なく※、接種が1回だけなのが特徴です。

抗がん剤やリウマチなどに対する免疫抑制剤を使用中の方、免疫が低下する病気をお持ちの方は生ワクチンが使用できないため、シングリックスの接種を行います。

※約12,000人の半数にワクチンを、残り半数に偽ワクチンを接種し副反応を半年間調べた結果、重篤な副反応に差がなかったという報告があります(Human Vaccines 7,1130,2011)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終的にはご自身の判断ですが、接種前に医師と相談してどちらかに決めることも可能。


〈2つのワクチンの効果について詳細な検討〉

それぞれの論文データーをみると、シングリックスは約7千人に接種してわずか6人しか帯状疱疹の発症がありません(平均観察期間3.1年間)。水痘ワクチンは偽ワクチンを接種した場合642人の人が発症していますが、ワクチン接種者は315人と発症者が約半数に減少しています(平均観察期間平均3.1年間)。




次に、このワクチン効果が何年持続するかを調べると、

水痘ワクチン:7年目まではいいが、8年目からは効果が落ちだし、9年目以降はその効果がなくなる(Clin Ther 37: 2388,2015)

シングリックス下図のように8年目でも十分に高い効果を認める(この試験はまだ進行中で、将来はもう少し長期の結果が分かる予定)

以上の結果から、水痘ワクチンは5〜7年後には再接種が必要になると思われます。