触れて出る野菜アレルギー

触れて出る野菜アレルギー

食べ物によるアレルギーは卵、牛乳、エビ、カニが有名ですが、意外に野菜が原因の場合があります。

野菜アレルギーは「食べて」じんま疹やアナフィラキシーを起こす場合もありますが、「触って」生じる場合も。
「触って」出る場合は手荒れと似た症状で、原因が野菜と気づかないことも。
野菜を触った後に症状がひどくなる時は要注意です!

野菜で頻度が多いのはレタス。その他にセロリ、山芋、白菜、パセリなど。
ただし、扱う頻度が高ければ色々な野菜で発症します。

なりやすいのは、農業や調理で野菜を扱う人ですが、その中でもアトピーや手荒れを元々持っていて、皮ふのバリアー機能が低下している人になりやすいと考えられています。

「触って」出る野菜アレルギーは血液検査や皮ふテストで診断できます。
皮ふテストとは、原因の野菜を持ってきてもらい、その野菜をうでの皮ふに小さな傷を付けてから接触させ、15分後に皮ふが赤くなるかどうかで判断する検査です(プリックテスト)。

毎日料理をする人は突然野菜アレルギーになることもありますから、手が荒れないよう十分注意してくださいね。
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