目の下の白いぶつぶつ(稗粒腫)取れますか?
年とともに少しずつ増える 顔や手の甲の小さな「でき物」。同じようにみえても簡単に取れる物から手術が必要な物まで色々な種類があり、たいがいは1人の人に複数のでき物が混在しています。レーザー治療が必要と考えて相談に来る方もいますが、多くは保険診療で認められている方法で対応できますよ。
顔の小さな「でき物」の1回目は写真にある「稗粒腫」(ひりゅうしゅ、はいりゅうしゅ)です。子供でも大人でもみられ、なぜか目の周りによくできます。
取るのは簡単です。
注射針の先で「稗粒腫」のてっぺんを切って、中味を押し出せば、白く丸い角質の塊が出てきます。
ただ、ちょっと痛いです。
取った後は少し赤くなりますが、数日で消えていくと思います。
中に貯まっている角質とは、いわゆる「垢(あか)」のことですが、洗顔をしなくて不潔だから出来たわけではありません。
よく「どうしてできるの?」と聞かれますが、特に理由はありません。
ネットで調べると、「脂っこい物を食べすぎないように」と書かれているサイトを見かけますが、「にきび」とは違う病気なので、そんなことはありません。
処置料は3割負担の方で数個ほどなら220円です。
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皮膚科神経内科 白崎医院
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