虫刺され(蚊の予防対策)

虫刺されを起こす蚊には主に2種類あります。特性が異なるので、予防対策も異なります。

〈アカイエカ〉

アカイエカ夜寝ているときに吸血に来る性質があります。刺された後の反応には個人差があります。刺されてすぐにかゆくなる場合、翌日になってはじめてかゆくなる場合、両方の反応が出る場合があります。翌日になってかゆくなるため、虫刺されが原因と気付かずに診察を受けられる方も多くおられます。


蚊が室内に入らないように網戸を常にしっかり閉めておく必要があります。寝室は寝る前に電気蚊取りなどで殺虫しておくとよいでしょう。ダニではないので、バルサンのように部屋を閉め切って煙りをたく必要はありません。

〈ヒトスジシマカ〉

ヒトスジシマカ家の周りや公園の草の茂みや藪に潜んでいて、昼間に吸血します。アカイエカと同じように刺された後の反応には個人差があります。アカイエカに刺されても大した反応が出ない人でも、ヒトスジシマカに刺されると症状が強く出る場合もあります。


外に出るときは肌の露出を抑え、虫除け剤を使用して下さい。

蚊の写真は虫NAVIから許可を得て転載させて頂きました。ありがとうございます。


虫刺されのはれ方に個人差がある理由

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