ディフェリンゲル

ディフェリンゲルはもう古い?

ディフェリン写真ベピオ、デュアックと立て続けに新しいニキビのぬり薬が最近発売されました。「以前から使っているディフェリンはもう古いの?」と思われるかもしれませんが、新しい薬に取って代わられる訳ではありません。これまでは、ほとんどのニキビ患者さんにディフェリンを処方していましたが、これからは患者さんのニキビの状態や肌質に合わせてディフェリン、ベピオ、デュアックを使い分けたり、ニキビの治りにくい方には2剤を一緒に使ったりしていきます。

ディフェリンゲルとは?

ここで、おさらい。ディフェリンはニキビの「面ぽう」を改善させる薬でしたよね。以前、ディフェリンが発売された頃に書いたブログも参考にして下さい。

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Takt8月号に山本先生のコメントが載りました

紙面をリニューアルしたTakt8月号に山本先生の「背中ニキビ」が載りました。一般的な注意点と「マラセチア毛包炎」について書かれています。

マラセチア毛包炎

100511_01-1「背中ニキビ」は「顔のニキビ」より治りにくい場合があります。特に汗をかく暑い時期に治りが悪い場合、それは「マラセチア毛包炎」かもしれません。マラセチアというカビが原因で、ニキビ菌で生じる通常のニキビとは治療薬が異なります。以前にもブログで解説していますので、合わせてご一読下さい。

Takt8月号の特集は「夏の手土産」で、美味しそうなお菓子が沢山載っていました。保存して使えそうですね。

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デュアック配合ゲルの安定性

デュアックは冷蔵庫での保管が必要?

スクリーンショット 2015-07-19 05.36.21先日発売された「デュアック配合ゲル」。説明書には冷蔵庫(2〜8℃)で保管するように書かれています。ちょっとめんどくさいですね。

「デュアック」は「過酸化ベンゾイル」と「クリンダマイシン」の合剤ですが、混ぜるには工夫が必要だったようです。というのは「過酸化ベンゾイル」は何でも分解する活性酸素なので温度が上がると「クリンダマイシン」も分解してしまうからです。

下の安定性試験の結果をみても冷蔵庫保存だと3年間も安定ですが、25℃だと3ヵ月を超えると「クリンダマイシン」が分解されてしまう可能性があります。でも逆に言えば、3ヵ月で使い切るなら室温に置いてても大丈夫ということですね。1本10g入りで、顔全体にしっかりつけると3週間で使い切る量しか入っていませんから。ただし、すぐに使わないチューブは冷蔵庫で保管して下さい。また30℃では1ヵ月しか持たないため夏場は保管場所に気をつけて下さいね。

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ニキビの新しい薬「デュアック配合ゲル」

デュアック配合ゲル

Duac-B-201507「過酸化ベンゾイル」と「クリンダマイシン」の2つの成分が含む配合剤が発売されました。

「過酸化ベンゾイル」は4月に発売された「ベピオゲル」の有効成分。抗菌作用角質を剥離し毛穴の詰まりを除く作用を合わせ持ちます。

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ベピオ

ニキビの新しいぬり薬 ベピオ(BPO)

プロアクティブでニキビが良くなる理由

ベピオ小2015年4月から日本でも「ニキビ」のぬり薬、過酸化ベンゾイル(BPO)が処方薬としてやっと認可されます。商品名はベピオといって、2.5%のBPOが含まれているジェル状のぬり薬です。

アメリカでは1960年代から使われていて、このBPOを含むアメリカ版プロアクティブやクレアラシルは世界中でよく売れています(逆に言えば、BPOを含まない日本版はあまり効果がありません)。

スクリーンショット 2015-03-18 06.58.432003年に発表された国際的な「ざ瘡治療ガイドライン」をみても、BPOは軽症〜重症まで様々なニキビに使われていることがわかります(右の表)。なぜ日本での認可がこんなに遅くなったのかは分かりませんが、とにかく、治療薬が増えるのはよいことですね。

BPOはニキビ菌を殺菌する

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光によるニキビ治療 クリアタッチS

これまでの治療でニキビが治らない理由

にきびが悪くなる理由はストレスや不規則な生活など人により様々ですが、最終的に必ず次の2つのことが起こりニキビが出てきます。

1)毛穴がつまる、2)つまった毛穴の中でニキビ菌が増える

 

白崎医院では1)と2)を治す薬を使って、多くの方のニキビがよくなっています。ただ、どうしても一部の方は十分に良くならない場合がありました。

その理由が耐性菌の存在です。
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市販薬で「にきびループ」が治らない理由

子どもに「にきび」ができたらどうします?

acn_image20-1793人の 小学6年生〜大学生に聞いたところ、「薬局で薬を買う」が36%と最も多く、次いで「肌の手入れをする」が35%、「病院で治療を受ける」は11%と7番目の対処法に過ぎませんでした。「にきび」は病気ではなく自分で対処するものと考えている方が多いようですね。

でも、市販薬やスキンケアは今ある「赤にきび」を減らせますが、「にきびループ」までは治せません。

「にきび 」が治ったり、またできたり、を繰り返す「にきびループ 」、これは「赤にきび」の周りに、赤くなる前のにきびが隠れていて、それが次第に目に見えるようになるためです。この「にきびループ 」を断ち切るにはディフェリンという毛穴の詰まりを除去する医療用のぬり薬を使う必要があります。詰まりを改善させる薬は薬局では買えませんよ!
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診察をしてて残念なのは、にきび跡が出来てから来院される方がまだいること。市販薬を使って様子をみているうちに跡が目立つ様になってきた人がほとんどです。

早く対応すれば、早くきれいに治りやすいことを覚えていて下さい。

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新しい「にきび」を作らないために

せっかく「にきび」が治ったと思ったのに、しばらくしたらまた別のところに「にきび」ができてしまった・・・
そんな経験はありませんか?

スクリーンショット 2014-11-08 06.18.05これは「にきび」の周りにある「隠れにきびが原因です!

目立つ「にきび」が治っても、 その周りの「隠れにきび」がまた新しい赤い「にきび」に
この「隠れにきび」は毛穴のつまりで 出来るため、悪循環を断ち切るには毛穴づまりを治すディフェリンを使います。

ディフェリン写真白崎医院で「にきび治療」を受けている方の多くはディフェリンを持っていると思います。
問題は使い方。
キレイになっても使い続ける! これが大切です。

あまり「にきび」が出なければ毎日ではなく、2〜3日に1度でもいいでしょう。ただし続ける必要があります。
スクリーンショット 2014-11-08 06.41.02良くなってからもぬるのは、なかなか難しいのですが、新しい「にきび」を作らないためには大事なことです。

まだ目に見えない、やっと毛穴がつまりはじめた「微小にきび」からディフェリンで治せれば、あなたは「にきび治療」の達人になれますよ。

 

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偽ニキビに気をつけて 扁平イボ

「先生”ためしてがってん”見たんですか?」

前回ブログに書いたマラセチア毛包炎のことでスタッフに言われ、さっそくNHKのHPを確認。すると、「偽ニキビに気をつけて」という内容が7月30日に放送されていました。マラセチア毛包炎はあまり有名な病気ではないので、僕もブログで書きながら「ちょっとマニアック過ぎるかな」と思っていましたが、さすがNHK、上手にまとめていました。

扁平いぼ

 

もう1つの偽ニキビとして紹介されていたのが扁平イボ。ウイルスが感染してできるうつる病気です。にきびのように顔にぷつぷつができますが、少しだけ形や色が異なります。毛ぞりやステロイド外用剤をつけて増やす人が多く、知らないうちにたくさん出来ていたという場合もあります。

写真の方も同じ感じで受診。これから超低温の液体窒素で1つ1つイボを凍らせてウイルスが感染した細胞を殺し、新しい細胞に再生させる予定です。結構回数が必要な治療なので、変だと思ったら早めに見せて下さいね。

ちなみに”ためしてがってん”を教えてくれたスタッフ、「私、テレビに出た写真を見てすぐに偽ニキビの病名が全部わかりました」と。頼もしい限りです。

新しいニキビのぬり薬ディフェリンゲル(一般名アダパレン adapalene)が日本でも使えるようになりました

1994年にフランスで、1996年にはアメリカで承認されていたディフェリンゲルがようやく2008年10月に日本でも承認され、白崎医院で使用できるようになりました。ディフェリンゲルはニキビの原因になる毛穴のつまりを改善させるぬり薬です。日本にはこれまで毛穴のつまりを除く薬がなかったので、今後はニキビ治療が良い方向に大きく変わっていくと思います。

 幸い私は金沢大学附属病院で勤務している時に、ディフェリンゲルを患者さんに使っていたことがあります。臨床治験と言って、新しい薬を患者さんに試してもらい効果や副作用を検討する機会があったからです。新しい薬は必ずこのステップを踏み、効果が高く副作用が少ない薬だけが厚生労働省に認可されることになっています。多少ぬったところが赤くなったりする刺激症状は出るものの充分許容範囲で、それよりもニキビがよく治り、参加してもらった患者さんがたいへん満足していたというのが私の印象でした。それ以来、この薬が早く使えるようになればと思っていましたが、発売まで何と4年間も待たされることになりました。

 そもそも、ニキビは以下の2つのことで出来る病気です。1つは毛穴の出口がつまり毛穴に皮脂が貯まること、もう1つはその毛穴の中でニキビ菌が増えて炎症が起こることです。当然、毛穴のつまりをなくして、ニキビ菌を殺せばニキビがよくなることが理解できるかと思います。ところが、2008年の10月まではニキビ菌を殺す薬しか認可されていませんでした。したがって、出来てしまった赤いニキビは治りますが、つまりがとれないので、ニキビを新しくできないようにするにはピーリングなどの別の方法が必要でした。

 もちろんディフェリンゲルが出たからといっても、すべての人のニキビが撲滅されるわけではありません。ただ、これまでよりはニキビがきれいに治る人が増えると思います。白崎医院では、このディフェリンゲルを上手に使いながら、それでも治りにくい方には、ピーリングやレーザー治療を行う予定です。ディフェリンゲルの詳しい使い方の説明は診察時にお渡しします。